格子戸を入ると二間続きの和室、奥には裏庭が見えます。手前の和室には炉が切られ、天井は大和天井、奥の和室は竿縁天井仕上げです。
壁は土壁で塗られ、中仕切りの襖には京からかみを使用し落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
お風呂は総檜造りの半露天風呂です。湯船に浸かりながらもみじの庭を眺めていただけます。
開け放たれた窓から通り抜けて行く風が、120年前の町家の佇まいそのままの寛ぎを与えてくれます。
階段を上がると、まず目に入るのが漆塗りの緑の座卓です。天井と襖にはせせらぎを連想させる模様の京からかみを使用しています。二間続きの和室は4枚の襖で仕切ることができますが、襖を収納して1つの広い部屋としてお使いいただくことも可能です。
洗面所の床、天井、洗面台には国産の赤杉を贅沢に使用しています。奥のシャワールームには檜の簀の子が敷かれ、天窓から差し込む陽光は1階の庭を照らします。
クローゼットの扉、座卓、壁の色調はグリーンに統一され、窓の外のもみじストリートとの一体感のあるお部屋です。
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